日本ではカウンセリングはどちらかと言うと少しネガティブなイメージがありますが、アメリカではカウンセリングはとてもポピュラーで、多くの人が利用しています。カウンセリングを受ける目的も、心が病んでしまったから受けるというよりも、ちょっとした日々の心配事について相談するという感覚です。

また、アメリカでのカウンセラーの地位は、日本よりも確立されています。アメリカでカウンセラーになるためには、大学院で心理学に関する分野の修士号か博士号の取得が必要で、卒業後も引き続き研修を受け、カウンセラーのライセンス試験に合格するとようやく資格を得られます。カウンセラーが薬を処方できる州もあり、カウンセラーに高度な能力が求められていることが分かります。

このように、カウンセリングが日常生活の一部として受け入れられているアメリカに対して、日本ではまだカウンセリングへの理解度が低く、プライベートの悩みを他人に話すことを嫌う傾向にあります。日本人は自己表現や対人関係があまり得意ではないため、上手く説明できる自信がないとカウンセリングを避けがちですが、カウンセリングは本来もっと身近な存在です。カウンセラーは心理学の専門家であり、相談内容に対して守秘義務もあるため、どのような悩みでも気兼ねなく相談できます。

もしも今、「悩みを相談したい」「相談できる相手がいない」という場合は、対面や電話カウンセリングを利用するのも一つの方法です。

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悩みやストレスを溜め込んでしまうと、少しずつ心身に不調を招いてしまいます。「不調が続いている」「食欲がなく周りのことに興味・関心が薄くなった」という場合は、まず休養をとって、現在の生活状態を見直したり整えたりする必要があります。

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